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吉川会長挨拶

講演会の様子

　(一社) 日本インテリアファブリックス協会（NIF）は、5月10日（水）、東京・一ツ橋の如水会館で、平成29年通常総会を開催、平成28年度事業報告、平成29年度事業計画等を承認した。

　平成29年度の主な事業計画は、インテリアファブリック事業では、ケアラベルやNIF機能性表示マークの解説冊子作成の検討、関連団体との連携活動として「ブラインドのひもの安全に関するJIS基準」に連動したブラインド類JIS化の研究、JISL0212-2用語集の改訂、環境に優しいインテリアファブリックス製品づくりの研究、インテリアファブリックス等出荷・輸入実態調査の実施、インテリアファブリックス市場規模の策定などを行う。また国際見本市事業としては「建築＋インテリアWEEK第36回JAPANTEX2017」（11月15日（水）～17日（金））を開催、「窓装飾プランナー」資格試験事業では第4回資格試験（9月6日（水））の実施、それに関連して資格試験受験者増加に向けた施策、有資格者のスキルアップ企画の実施などを行う。

　なお総会終了後には、柴田昌治氏（(株)スコラ・コンサルタントプロセスデザイナー代表）を講師に招き、「なぜ会社は変われないのか　～働き方改革への提言～」と題した講演会が行われた。従業員に知恵を出させ組織を活性化させるためのマネジメント手法などが語らるなど、非常に興味深い内容だった。講演会終了後には総会懇親会も行われた。
　懇親会の挨拶で、吉川一三会長は「NIFの活動の中で強化していることがモノではなく、コトの価値を出すことであります。その意味では窓装飾プランナーの重要性が高まっています。モノだけでは大手のチェーンに勝ち目がない。専門店及び、業界としてコトの価値を高めるために人材育成をしていくことが重要です。また「建築＋インテリアWEEK／JAPANTEX」も業界が厳しいからこそ盛り上げなくてはいけません。ご協力ご理解を賜りたいと存じます」と語った。