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2018年3月12日配信

インテリア産業協会 平成29年度IC・KS資格試験の結果を発表

 (公社)インテリア産業協会は、平成29年度のインテリアコーディネーター資格試験(一次試験:平成29年10月8日/二次試験:平成29年12月3日)、およびキッチンスペシャリスト資格試験(平成29年12月3日)の結果を発表した。

 まずインテリアコーディネーター資格試験については、一次試験は、「学科」科目の試験を実施し8202名が受験、2541名が合格した。合格率は31.0%だった。二次試験は、「プレゼンテーション・論文」科目を実施し、今年度一次試験に合格し二次試験の合格を目指す受験者2282名と一次試験免除措置受験者1135名の合計3417名が受験、1931名が合格した。一次・二次試験を通じて資格取得を目指して受験をした8569名に対する合格率は22.5%だった。

 今年度の資格試験合格者の性別割合は、女性が77.4%であり、女性の比率の高い傾向が続いている。年齢別割合では、39歳以下が72.8%で、若い世代が多数を占める傾向が続いている。最年少合格者は17歳、最年長合格者は66歳だった。
 また、同合格者の地域別割合は、関東甲信越地区が44.7%を占め、次いで関西地区の16.9%、中部地区12.6%の順で、大都市圏を含む3地区の合格者が全体の約75%近くを占めた。同様に業種別割合では、施工(新築、リフォーム、内装関連)が35.5%、デザイン、設計が13.2%と住宅関連業種が高い割合となった。

 キッチンスペシャリスト資格試験の受験区分別受験申込者数は、総合タイプが939名、学科タイプが177名、実技タイプが185名だった。
 これらを試験科目別に整理すると、学科については、申込者数1116名のうち933名が受験し565名が合格した。合格率は60.6%。また実技については、申込者数1124名のうち897名が受験し、390名が合格した。合格率は43.5%。
 一方、学科と実技を通じて資格取得対象となる受験をした人(資格取得対象受験者)は1050名で、対象の科目試験を受験した結果、合格者は397名で合格率は37.8%となった。

 今年度の認定資格申請が可能となった合格者の性別割合の構成では、女性が58.7%、男性が41.3%であり、女性の比率の高い傾向が続いているが、男性の比率も近年あがっている。合格者を年齢別でみると39歳以下が64.7%で若い世代が多数を占めている。最年少合格者は19歳、最年長合格者は79歳だった。
 また、同合格者の地域別割合は、関東甲信越地区が45.6%と約半分を占め、次いで、関西地区の16.6%、中部地区の15.9%の順で、大都市圏を含む3地区の合格者が全体の約78%を占めた。同様に業種別割合では、キッチン関係である住設機器類(厨房、バス関連、空調、家電品等)が42.8%、施工(新築、リフォーム、内装関連)38.5%となっており、両業種で全体の約81%となった。

インテリア産業協会のホームページ
http://www.interior.or.jp/

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