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アンビエンテ会場

オランダ関連展示

　世界最大級の国際消費財見本市「アンビエンテ」（主催：メッセ・フランクフルト社）が、さる2月9日（金）～13日（火）の5日間、ドイツ・フランクフルト国際見本市会場にて開催され、68カ国・地域から13万4600名が来場するなど盛況のうちに幕を閉じた。

　今年は89カ国から4441社・団体が出展、全出展者の81％がドイツ国外からの参加となるなど、これまででもっとも国際色の豊かな開催となった。また来場者もドイツ小売市況の停滞もあり前年比で微減となったが、買い付け決定権のある海外バイヤーは前年比6％増の60％を占め過去最高値を記録、会場での商談は活発だった。

　ドイツ以外の国別来場者数上位10カ国は、イタリア、中国、フランス、アメリカ、イギリス、オランダ、スペイン、トルコ、韓国、スイスで、大幅な増加がみられたのが中国、韓国、ロシア、北アフリカ、南アフリカ、南米全域、トルコ、レバノン、キプロスだった。日本からは86社が出展、そのうち海外バイヤーの注目度の高い出展エリア「Japan Style」には15社が出展した。

　また今年のアンビエンテのパートーナーカントリーはオランダで、オランダ人デザイナーのロバート・ブロンヴァッサー氏が監修を務め、「DO DUTCH」というテーマの下、オランダの消費財を新しくユニークな視点から表現、さらにオランダの有名なTVプレゼンター兼起業家シルビー・メイス氏もスペシャルゲストとして訪れるなど会場を盛り上げた。

　なお来年のアンビエンテは、インドがパートナーカントリーとなり、2019年2月8日（金）～12日（火）に開催される。