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「For Here or To Go?」

　メッセフランクフルト ジャパン(株)は、秋冬商戦に向けたインテリア・デザインの国際見本市「Interior Lifestyle Tokyo（インテリア ライフスタイル）」を、5月30日（水）～6月1日（金）の3日間、東京ビッグサイト西1・2・3・4 ホール＋アトリウムで開催する。

　同見本市は、デザイン性の高いジュエリー、ファッション雑貨からキッチンツール、フード、ハイエンドな家具に至るまで、衣食住と日々の生活にまつわるさまざまな分野のプロダクトが集結する人気イベント。今年は30カ国・地域から803社（4月16日現在）が出展、最新トレンドや技術、日本の伝統、エシカルなどさまざまな切り口のデザインアイテムが一堂に会する。

　もっとも注目が集まるアトリウム特別企画は、今年は(株)メゾッドの山田遊氏をディレクターに迎え「For Here or To Go?」をテーマに展開される。これは「ここで食べるか、持ち帰るか」というファーストフード店でよく用いられる言葉で、インテリアライフスタイルに来場するバイヤーに、「商談をここで詰めるか、社内で会議するか」と商売の姿勢を問いただすようなテーマとなる。見本市は、ものを見るだけでなく、話をすることが大事であるとの考えのもと、バイヤー、商社、メーカー、デザイナー、プレスなど出展者と来場者が気軽に会えて、世間話や挨拶が買い付けや企画に繋がっていくような、モノとコトが絶妙なバランスで共有できる場所をイメージして会場を校正する。
　またディレクターの山田氏自身のオフィスを、会期中のみアトリウム会場に移し、さまざまな出会いや交流を体現していく予定。