業界ニュース

2018年5月25日配信

合同展示会「BATOMA vol.13 CHRISTMAS」開催中

クリスマスマーケットに特化
クリスマスマーケットに特化

Maison D-due
Maison D-due

 日本で唯一のクリスマスマーケットに特化した合同展示会「BATOMA vol.13 CHRISTMAS」が、5月25日(金)まで、東京・原宿のラフォーレミュージアム原宿で開催されている(主催:アッシュ・ペー・フランス(株)場と間事業部)。出展者数は約35社。主な出展アイテムは、キッチンアイテムやインテリア雑貨、ギフト、グロッサリーなど。

 ヨーロッパを中心とした世界のクリスマス事情を視察したBATOMAでは、2013年より、様々な商業施設のクリスマス装飾を手がけてきたが、今回はエントランスの「BATOMAエリア」で、スペイン・ガリシア地方のウェアブランド「Maison D-due」による、「ゴルフ場の中の小さな鳥小屋で過ごすクリスマス」をテーマとする、インスタレーションを展開。徒らにイルミネーションの電球の数や、お金がかかった大仕掛けな演出を競うのでなく、「NOSTALGIC CHRISTMAS」をテーマとした、大切な人と過ごす、どこか懐かしい空間・時間として、よりコンセプチュアルなクリスマスの装飾・空間演出の受注に向けた事業提案を併せて行っている(なお、「Maison D-due」は、海の幸に恵まれたガリシア地方の豊かな暮らしにヒントを得た、シュールでユーモラスな図柄を刺繍やプリントで表現したテーブルリネンやクッションカバー、トートバッグ、絵皿など、ライフスタイルアイテムを出展している。また表参道にブランドショップがある)。

 ちなみに、注目された出展者としては……
 まず、ノルウェー・オスロ市から日本で唯一「サンタランド」に認定されている北海道十勝の広尾町の「とかちサンタランドツリーの会」では、本物のもみの木のツリーを販売するだけでなく、飾り終わったツリーを送り返すと、もう一度植樹し、自然に戻すことができる、「SANTA LAND TREE PROJECT」を紹介。今回のBATOMAに協賛して、会場が十勝のもみの木で装飾されている。

 THK Japanは、手品でも超能力でもなく、本当に宙に浮く電球が話題となったスウェーデンの照明「FLYTE」シリーズと、交流電気方式の発明者ニコラ・テスラに由来する新製品の「Nicola」、お気に入りの植物を空中に浮かせて鑑賞できるプランター「LYFE」に加えて、台湾のDAQI CONCEPTによる、鳥籠に入った小鳥のかわいらしいデザインのLED照明&ワイヤレススピーカー「JinGoo」などで来場者を引きつけていた。

 東京藝大パシェ音響彫刻復元プロジェクトは、武満徹が芸術監督を務めた1970年大阪万博の鉄鋼館のために製作された、パシェ兄弟による前衛音楽のための楽器を復元して披露した。花のような金属板の背後にあるアクリルの棒を濡らした指でこすると、驚くほどの大音量が出る。音階はないので、打楽器のような使い方になるとのこと。黒澤明監督の映画『どですかでん』でもパシェ兄弟の音が用いられているそうで、今後は演奏会など、独特の音の世界を披露するパフォーマンスの機会を設けたいとのことだ。

 アルコデザインは、クリスマスの発祥の地・北欧から輸入した様々なアイテムを紹介した。写真のとんがり帽子の愉快な人形は、妖精の一種でトムテというのだとか。一人暮らしでも、ちょっと飾っておくだけで、クリスマス気分を味わうことができる。

 なお、BATOMAは今後、年に1回、クリスマスに特化した合同展示会として存続し、次回は3月に開催される予定。

宙に浮く電球
宙に浮く電球

JinGoo
JinGoo

パシェ兄弟による不思議な楽器
パシェ兄弟による不思議な楽器

妖精トムテ
妖精トムテ

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