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2019年3月5日配信

インテリア産業協会 2018年度IC・KS資格試験の結果を発表



 (公社)インテリア産業協会は、2018年度のインテリアコーディネーター資格試験(一次試験:平成30年10月7日/二次試験:平成30年12月2日)、およびキッチンスペシャリスト資格試験(平成30年12月2日)の結果を発表した。

 まずインテリアコーディネーター資格試験については、一次試験は、「学科」科目の試験を実施し、8542名が受験し、2766名が合格した。合格率は32.4%だった。二次試験は、「プレゼンテーション・論文」科目を実施し、2018年度一次試験に合格し二次試験の合格を目指す受験者2449名と一次試験免除措置受験者1171名の合計3620名が受験し、2135名が合格した。一次・二次試験を通じて資格取得を目指して受験をした8966名に対する合格率は23.8%だった。

 今年度の資格試験合格者の性別割合は、女性が75.8%であり、女性の比率の高い傾向が続いている。年齢別割合では39歳以下が72.7%で若い世代が多数を占める傾向が続いている。最年少合格者は16歳、最年長合格者は73歳だった。
 また、同合格者の地域別割合は、関東甲信越地区が47.3%を占め、次いで関西地区の18.3%、中部地区11.0%の順で、大都市圏を含む3地区の合格者が全体の76.6%を占めている。同様に業種別割合では、施工(新築、リフォーム、内装関連)が37.8%、デザイン、設計が13.3%と住宅関連業種が高い割合となっている。

 キッチンスペシャリスト資格試験については、受験区分別の受験申込者数は、総合タイプが632名、学科タイプが132名、実技タイプが214名であった。
 これらを試験科目別に整理すると、学科については、申込者数764名のうち640名が受験し、380名が合格した。合格率は59.4%だった。また実技については、申込者数846名のうち691名が受験し、280名が合格した。合格率は40.5%だった。一方、学科と実技を通じて資格取得対象となる受験をした人(資格取得対象受験者)は786名で、対象の科目試験を受験した結果、合格者は288名で合格率は36.6%となった。

 今年度の認定資格申請が可能となった合格者の性別割合の構成では、女性が70.5%、男性が29.5%であり、女性の比率の高い傾向が続いているが、男性の比率も近年あがってきている。合格者を年齢別でみると39歳以下が71.2%で若い世代が多数を占めた。最年少合格者は19歳、最年長合格者は61歳だった。
 また、同合格者の地域別割合は、関東甲信越地区が40.3%と約半分を占め、次いで、関西地区の17.4%、中部地区の12.5%の順で、大都市圏を含む3地区の合格者が全体の約70%を占めた。同様に業種別割合では、キッチン関係である住設機器類(厨房、バス関連、空調、家電品等)が54.2%、施工(新築、リフォーム、内装関連)が23.6%となっており、両業種で全体の約78%となっている。

インテリア産業協会のホームページ
http://www.interior.or.jp/

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