インテリア業界最新情報掲載＆無料ニュースメール配信のオンラインインテリアビジネスニュース

卒業制作プレゼンテーション

　町田ひろ子アカデミーは、3月23日（土）、卒業生のこれまでの学習の成果を発表する「卒業制作プレゼンテーション」を、東京・青山の「TEPIAプラザ」にて開催、卒業生をはじめ、講師陣、在校生のほか、業界関係者などが集まった。

　町田ひろ子アカデミーが実施するプレゼンテーションとしては、昨年「JAPANTEX2018」会場内で行い注目を集めた「公開プレゼンテーション」が有名だが、「卒業制作プレゼンテーション」は同校で学んだスキルを披露する集大成のプレゼンテーションである。「公開プレゼンテーション」がチーム制で行われるのに対し、「卒業制作プレゼンテーション」は、各クラスの最優秀者が代表して行うもので、発表者それぞれの個性が際立つプレゼンテーションとなる。

　今回のプレゼンテーションテーマは、「○○人の家」〜ライフスタイルがビジネスになる家〜。単なるインテリアデザインの提案ではなく、住まい手のライフスタイルがビジネスとなる仕組みを提案するという難しい課題で、発表者たちはインバウンドで訪日外国人が増える中、イスラム教徒をターゲットにしたシェアオフィス、世界的な自転車ブームを捉えた自転車切り口の宿泊施設、拡大するホームパーティ市場に注目したサロンなど豊かな発想力でビジネスとライフスタイルを結びつけたライフスタイルを見事に表現した。
　また同校がもっとも重視するプレゼンテーション能力も、手書きパースや動画を活用しながら提案するなどスキルの高さをみせた。
　なお「卒業制作プレゼンテーション」終了後は卒業式が執り行われた。