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2020年4月1日配信

インテリア産業協会 IC・KS資格試験の結果を発表



 (公社)インテリア産業協会は、2019年度(第37回)「インテリアコーディネーター資格試験」、および2019年度(第32回)「キッチンスペシャリスト資格試験」の結果をこのほど発表した。

 2019年度「インテリアコーディネーター資格試験」は、一次試験を2019年10月13日(日)に、二次試験を2019年12月8日(日)に実施した。また台風19号の影響により中止になった会場では、一次試験、二次試験の再試験を実施した。

 再試験を含む試験実施結果であるが、一次試験は「学科」科目の試験を実施し6992名が受験(申込者数9606名)し2428名が合格した。合格率は34.7%だった。二次試験は、「プレゼンテーション・論文」科目を実施し、今年度の一次試験に合格し二次試験の合格を目指す受験者2303名と一次試験免除措置受験者1630名の合計3933名が受験し、1896名が合格した。一次・二次試験を受験した計7561名に対する合格率は25.1%だった。

 合格者の概要であるが、今年度の合格者の性別割合は女性が82.0%であり、女性の比率の高い傾向が続いている。年齢別割合では39歳以下が70.0%で、若い世代が多数を占める傾向が続いている。最年少合格者は17歳、最年長合格者は66歳だった。
 また合格者の地域別割合は、関東甲信越地区が39.5%を占め、次いで関西地区の18.4%、中部地区14.2%の順で、大都市圏を含む3地区の合格者が全体の72.1%を占めた。

 一方の「キッチンスペシャリスト資格試験」は、2019年12月8日(日)に全国12地域で実施、「学科」では申込者数661名のうち560名が受験し、285名が合格した。合格率は50.9%。また「実技」については申込者数772名のうち626名が受験し、241名が合格した。合格率は38.5%。
 一方、「学科」と「実技」を通じて受験した資格取得対象受験者は703名で、合格者は222名で合格率は31.6%だった。

 合格者の性別割合の構成では、女性が72.1%、男性が27.9%であり、女性の比率の高い傾向が続いている。合格者を年齢別でみると39歳以下が64.8%で若い世代が多数を占めている。最年少合格者は20歳、最年長合格者は63歳。
 また、同合格者の地域別割合は、関東甲信越地区が50.9%と約半分を占め、次いで、中部地区の16.2%、関西地区の11.3%の順で、大都市圏を含む3地区の合格者が全体の約80%を占めた。同様に勤務先(派遣先等含む)の主な取扱品目では、キッチン関係である住設機器類(キッチン・バス関連、空調等)が36.9%、新築とリフォームが同数の21.6%となっており、両業種で全体の約80%となっている。

 なお2020年度の試験実施日は、「インテリアコーディネーター資格試験」一次試験が2020年10月11日(日)、二次試験が2020年12月6日(日)、「キッチンスペシャリスト資格試験」が2020年12月6日(日)を予定している。

インテリア産業協会のホームページ
https://www.interior.or.jp/

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