「アップサイクル家具」を展示
壁紙、照明器具とのコーディネート展示
再生の比較
(株)1Line(眞鍋豊洋社長)は、7月12日(木)~14日(土)の期間、東京・代官山の照明販売会社「LCIジャパン」ショールームにて、「蘇る家具展 アップサイクルの世界」を開催中である。
1Lineは、価値が低下した一戸建て、集合住宅、地域、家具などの再生ビジネスを手掛ける会社である。そのうちの家具再生ビジネスは、使い古されたカッシーナやKnoll、モローゾ、アルフレックスといったブランド家具を買い取り、家具職人の技術によって新品同然に生まれ変わらせ上で、同社が独占販売権を持つ、防弾ガラスの成分を液体化した特殊コーティング剤を施し、汚れや菌に強くした「アップサイクル家具」を販売、およびレンタルするというもの。価格設定は販売の場合で新品定価の3割。レンタルは月3%程度。一般住宅だけでなく、飲食店やモデルルームでの需要も見込んでいる。
今回の展示会「蘇る家具展 アップサイクルの世界」では、その同社の手法によって新品以上の価値となった「アップサイクル家具」を、壁紙や照明器具とコーディネートしながら紹介した。また一部の家具については、古びた家具とアップサイクル家具を並べて展示、その蘇った姿に多くの来場者が驚いた。
なお初日には、会場レイアウトやコーディネート展示を手掛けた網村眞弓氏(カラーデザインファーム)と、1Line真鍋豊洋社長、LCIジャパン菊池達也氏によるトークイベント「時を超える名品の活かし方」が行われた。網村氏は家具と壁紙、照明のコーディネートの解説や「アップサイクル家具」の意義などを語り、菊池達也氏からコーディネートされたイタリア照明の詳細を説明、そして真鍋豊洋社長は、2017年2月に設立した同社の創業理念について、「さまざまなものを再生することで、汗をかいた人たちが報われる社会を目指したい」と熱く語った。
トークショー
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